肉から考える

2013.1.27日々のこと

肉の塊を食べていると、細切れの肉をたらふく食べているのとは異なった満足感がある。歯と舌を目一杯使って、口の中で細かくなっていく塊は、最初から細かい肉とは違って、自分で細かくしていることで味わえる旨さがある。
 
そんなことを考えていたら、「つくることと一緒だ」と気が付いた。ディレクション能力を培うためもあって、細分化された職業内容を縦横断してきたが、チームを動かして得られる達成感と、全てを一人でやり尽くしたときに得られる達成感は違う。
 
どちらが優れていると言っているのではなく、「違いを知っている」というのは良かった。内容によって使い分けることが出来るが、それ即ち、中身を洞察する力が必要ってことなので。子どもの頃からやってきたことだ。

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