「基本」と「らしさ」

2012.12.26日々のこと

不調のときほど、基本に返るということを重視している。僕の場合は、造形美術(写真)が主なのでデッサンに返るのだけれど、デザインを始めてからは基本が盤石に見えて心地良いセンスが上乗せされている広告や誌面の分解をしている。
 
調子が良いときと悪いときでは、デッサンも分解もそれが顕著に現れてくれるので、「判断」と「判断を体に伝えて具現化すること」の診断が出来て助かる。
 
「形は見えているかな」、「陰影は見えているかな」、「過不足なく表せるかな」、「予想と合っているかな」、「誤差はないかな」など、センスや個人差と呼ばれるものとは別の、これを仕事としている人が前提として保たなきゃならないことが調整出来る。
 
家や自分の基地で仕事をしていても、ルーティンワークを大切にしていることとも通じているけれど、「自分らしさ」を謳う前にベース(基本)が出来てた方が良い。学校で習わなければベースを習得出来ないことはなく、ひたすら訓練を自分に課していけばベースは盤石なものになっているだろう。そして、ベースが力強いものになって初めて、オリジナリティは帯びてくるんじゃないですかね。しかも、自分が意図しないところで、いつの間にか帯びてくるんでしょうね。

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