家事と仕事

2012.12.25日々のこと

普段から週一回のペースで掃除をし、最近は時間が出来たときに、普段はしないような箇所の掃除をしている。家事の素晴らしいところは、ゴールがわかりやすいというところだろう。掃除だったらゴミがなくなったらお終いだし、料理だったらご飯が出来たらお終い、片付けだったら片付いたらお終い。
 
「何、当り前のこと言ってんの?」と呆れられそうだけれども、僕らが普段していること(作品つくったり、広告をつくったりなど)は、ゴールや目的があっても決着のつき方は主観的な部分をかなり占める。たとえ、マーケティングなどで効果測定をして数値化しても、その数値には誤差があるし、誤差を考慮に入れた上で、決着がつくように結論を下す。
 
このように言っていると、家事と制作は違うと聞こえそうだけれども、僕は「程度の差」だと考えている。掃除だって、完全に微生物をなくすまで終れないのであれば苦行になってしまうし、制作だって「これ、サイコーっすよ!!」となれば終らすことが出来る。そして、終らすことを選ぶのは自分自身だ。
 
「もうちょっとやりたいな」、「もうちょっとやらなきゃいけない」、「もう一踏ん張りだな」、「もうやめよう」など、様々なニュアンスで結果は大分違ってくる。けれども、こう考えているのは全部自分だし、家事や仕事問わず、よく考えることのはずだ。
 
いつもベストな結果になるような判断をしたいけれど、そのためには、「自分が望んでいること」と「環境を洞察すること」がやっぱり大切になるんだろうね。

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