人参が、甘いんです

2012.12.22日々のこと

今年になって自炊での調理法が簡素になるのと伴って、昆布を汁物に入れておくようになったのだが、これがすこぶる美味しい。サムゲタンの時には入れてないが、サムゲタンの調理法を覚えた(と言っても、弱火で2時間ほど煮込むだけだけど)ことで、昆布出汁の効果がおそろしく良いのだ。煮立たせるわけではないので、余計なとろみは出てこないのに旨味はたくさん出てくる。けれども、この旨味を損なわないためには、味付けもシンプルにする方がいい。
 
即ち、調理法もシンプルになりならがら、味付けもシンプルになっているのに、旨味は今まで以上になっているという、料理版断捨離のようになっているのだ。
 
人参がね、すごい甘いんですよ。幸せだな~。
 
そして、動きや要素がシンプルになっているのに、結果はよくなっていることってたくさんあるんだろうな。作品とか、仕事とか、交遊関係とか……けれども、それらに気付くためには(自分がそうだったのかもしれないけれど)、複雑化したり、もがいたりして良い結果を出してきたことが必要不可欠なのかもしれない。シンプルにするのも、複雑にするのも、やり方の話なのだから表面的な話であって、結果の判断が出来なければ意味がないし、どっちが適しているかは人や場面によって変わってくるはずだ。
 
つまり、シンプルにするのも、複雑にするのも、もがいて(ギリギリでもいいから)良い結果を出してこなければ、「何が必要なのか」という中身の判断つかず、判断のつかない人達に、こういうことを話しても暖簾に腕押しだということはわかっている。けれども、たった一人でも、背中を押すことが出来たら充分なので、僕は話しているんだろうな。

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