奇跡

2012.12.12日々のこと

昨日、大学時代の友達と呑んでいたのだけれど、その時に出た「奇跡」って言葉にハッとした。僕らみたいに作品をつくるというのは、一人で出来る作業であるし、むしろ自分自身とどれだけ向き合えるか、そんな作業になってくる。もちろん、それはそれで奇跡的なことだと自負しているし、どんな大人数になろうとも、最終的には自身と対峙しなきゃならないと思っている。
 
けれども、人と出会って、同じ釜のメシを食べて、笑って泣いて怒って笑うという時間を共有して、一人じゃ出来ないことが出来てしまうことを奇跡と呼ばずして何と呼ぶのか、と思った。
 
奇跡と呼ぶのを恥ずかしいのなら、奇跡と呼ばなくてもいい。ただ、その魅力を知った人は人のために頑張れるし、お流れになったとしても、自分の力が底上げされていることを実感できるんじゃないだろうか。
 
昨日は予定通り、文章を書くための資料を手に入れるために、国会図書館にお昼から閉館までいたのだけれど、それだって仲間と奇跡と呼べる最高なものを作りたいからだし、(そんなことはないだろうけど)流れたとしてもこのことは僕の力となって基礎力が上がり、別のところで応用できるだろう。
 
うん、これは「奇跡」だ。
 
(しかし、全然お酒を呑んでいないのに、ガラガラ声なのはハシャギすぎか……)

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