水のようだ

2011.9.24日々のこと

食が細くなったのかもしれない。友人から指摘されて気付いたのだが、思い当たる節はかなりある。食べることが面倒臭いと思うことが多く、好きなものや食べたいものもあるが大抵はつまむだけで充分になってしまう。基本は自炊だが、仕事のための体調維持やラクに栄養摂取するための食事を続け過ぎたり、懐かしい味を求め過ぎたのかもしれない。食に対して「究極的に美味だ」と、瞬間的な悦楽に浸ることがなくなってしまった。いや…食に関係なく、瞬間的な悦楽に浸ることは何年前から無いのだろうか。永遠性や普遍性、平等性を考えてきた副作用とでも言うのだろうか、世の中の多くのことが彩りながら、均質化していっている。

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