日々の中身

2011.5.3日々のこと

日々が流れていく。その中には喜びも悲しみも含まれているが、無常にも日々は流れていく。それは夢も同じで、荘子の胡蝶の夢のように、夢の方が現実か、夢ではない方が現実か。融解していくのも日々の中。お前を守れなかった日、俺を守れなかった日、もう二度と会えない人…のはずが夢の現実では、その後に訪れることも知らずか起きずか他愛のない話をする。その後、夢ではない方の現実で後悔と無力さを思い出す。日を重ねるごとに強度が増していく。若さと異なるのは紛らわすことをしなくなったことだけだ。喜びも悲しみも積み重なっていく、それが日々。

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