夢と現実の違い

2011.3.6日々のこと

 細胞が刺激されて分泌液が発生し、重力に導かれるままに腔を這い進み、外の世界を見られると思ったのも束の間、けたたましい交響曲とともに天使の羽に包まれる…花粉症である。毎年、どこかのキャスターが「今年の花粉は例年以上…」と決まり文句を言っていたが気にせずにいたら、今年は酷い。

 そんな状態の中、三木さんの明るい部屋最後の個展へ。おそらく、いや、あの展示においては「絶対に」と確信が持てる程の素晴らしい時間帯で見ることが出来たので、普段から健気に頑張っている自分への藝術の神さまからのご褒美だと思うことにして、ちょっとにやけた。その後、会話も弾んだせいもあって、「そうではない時間帯」で会場を見渡してみると、やはりと思った。

 そういえば、藝術の神さまは女神ということを以前、聞いた。僕の性格上、藝術の神さまが男性だとしても「女性の方がいいよね」ということでそう思うのだろうが、歴史や神話を紐解けば、女神ということがわかってくる。それと、僕の夢では味覚と嗅覚が働かないということを最近になって気がついた。関係のないことを書き綴っているようにも思うだろうし、まだ確かなことは言えないが、主観とか宇宙とかではなくて、これらのことが巨大な何かによって繋がっているような気がしている。

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