自然物の人工化

2010.11.15日々のこと

 今月初めに贈っていただいた洋梨が食べ頃になってきた。果物は好きだ。しかし、店先に並ぶ果物の値段を見ると、どうも高価過ぎるように思えてしまって、僕は果物を買ったことがない。もらうか、人の家でご馳走になるかのどちらかだ。

 

 果物は自然になる。僕らが買おうとする果物は生産者、つまり人が作っているのだが、自然の力によって実がなっていることには変わりがない。美味しいから、人が作るようになる。より効率的に、より美味しく作るために土地の権利などを確保する。個人が確保しなくても良い、とりあえず自然物を相手にしているのに人間が所有するのだ。

 

 これが加速すると、ミネラルウォーターの話になってくる。ミネラルウォーターを販売するために、自然の水源を所有し、高いエネルギーを使ってボトルを製造、輸送する。水源を確保するということは、好き勝手にその水を飲めなくなるということだ。しかも、その土地に住んでいる人間や動物がだ。その水を飲むためには、わざわざボトルに詰められた状態になった商品を買わなければ飲めなくなる。

 

 だが、日本の水道水はかなり綺麗だそうだ。子どもの頃は浴びるように飲んでいたし、ミネラルウォーターを飲むようになってからの方が、悪習慣、夜型の生活が始まったような気がする。昨年から水道水に戻しているが、やはり、朝型の生活や無駄なものを持たないようになっていったのも、そのぐらいの時期だったように思う。

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