緊張感の後はニヤける

2009.11.26日々のこと

 創作と額装。創作の方がゴールがないものとして思われがちだが、果たして本当にそうだろうか? 見えていなければ作ることは出来ない。輪郭もぼやけているほどの見え方だったとしても、進もうとしている者であれば、誰もがある確かな光(闇)に向かっているのではないだろうか? そうであるのならば、その確かな物の存在ははっきりさせて見えた方が良いとは思わないだろうか。見えている物が確かであればあるほど、脱線している時や遠回りしている時も意識的なところも無意識的なところ(ハッとするようなところ)も自覚が出来、自覚が出来れば、そこからの吸収率も上がる。

 話は飛ぶが、額装って楽しいよね。額を見て「オォォーっ」、剥離紙を剥がして再び「オォォーっっ」、作品が収まった状態を見て三度「オォォーっっ!」。依頼業、本当に配送以外の全てをやるようになってしまった。

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