Rolling for our band

2009.5.4日々のこと

早朝から創作をはじめているだけあって、一日のペースが速い。

「少し勇み足かな」と疑いもあったが、先ほど「ちょうど良い速度だったな」と確信した。四畳半のアトリエは作品やら何やらで埋め尽くされていくが、トイレに行くのにも外に出るのにも炊事をするのにもアトリエを通過しなきゃならんので、この「作品から逃れられない状況」というのは僕にとって最高だ。

最近というか昔からだったなぁと思うのが、「ロックンロールが好きなんだ」と言っているにもかかわらず、「パンク(パンクス)の人間」と頻繁に言われる。嬉しいけれども、「パンクだね」と別の場所で別々の人たちから言われ続けると、「道でもどこでも転がるぞ!」と前回りをしてみせてしまうのは間違いか、間違いだ。

ただ、こんなことを言いながら今流れているのはBlankey Jet Cityの「小麦色の斜面」だったりするんだよね。

ちょっと話は変わり、宮下貴裕さんのインタビューが載っている『EYESCREAM』という雑誌の最新号を時間がある時に読んでいる。高校生ぐらいからやはりファッションというのはのめり込んでいくもので、それでも自分の欲しいものっていうのはあまりなくて、ちょこちょこいじったり、色んな人たちからいただいたりしていたのだけれども、そんな時に興奮したのはナンバーナインだった。

インタビューの中では頻繁に「バンド」という言葉が出てくるのだけれども、恐れ多くも僕も「エグチマサル」っていう活動やその人がかかわっている作品というのは、作品がいて、作者がいて、広報や搬入出を手伝ってくれる人がいて、場所がいて、鑑賞者がいて、他にも多くの要素がいて1つの集合体(バンド)のように感じている。年々、その要素っていうのが増えていて今じゃ「何じゃそりゃ?!」って言いたくなる反応もあったり、ここ2、3年はハコ代を払わなくても仕切られた空間や作品を観にくる人たちが来てくれる会場で展示ができているということもかなり感謝しているけれども、作品があってこそなりたつ集合体なんだよね。

それが僕たちの前提。

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