煩悩を 消してくれる 書き心地

2018.7.2おすすめ, 心の健康, 日々のこと

煩悩を 消してくれる 書き心地
 
万年筆を正しく持って、文字を書いた心境です。
店頭で試し書きをしたときには、それほど感じなかったけれど、家に帰って、椅子に座っていつものように文字を書いたら、なんと書きやすいことか。
 
実は書き始める前、ぼくは少しイライラしていました。
ちょっとしたことが重なってしまい、鬱屈した状態だったのです。
それでも目の前には、せっかく買った万年筆が、箱の中で眠っている。
 
36歳で初めて手に入れた万年筆。
恋人から欲しいものを聞かれ、タイミングよく、パイロットさんの「キャップレス万年筆」の存在を耳にしたのが、ことのはじまり。
ペン先の太さが何種類もあることを知り、誕生日プレゼントで貰うからと、二度も店頭で試し書きをした万年筆。
試し書きをした紙を家に持ち帰って、太さを迷いに迷って決めた万年筆。
  
ようやく手に入れた万年筆を目の前に、何も書かないで一日を終えたら、鬱屈した気持ちがさらに深くなってしまう。
だから、ネガティブな気持ちで書き始めたのです。
 
そうしたら、「あれ? あれれ?」って、書くのが気持ちいいじゃないですか。
今までのイライラはどこへやら。
 
書き心地のなめらかさによって、鬱屈した気持ちがスーっと、消えていくのです。
書いてるのに、消えていく。
書くと消える。
不思議な心地です。
 
もしも、ヒトに渡す手紙を万年筆で書いたら、下心はなくなっちゃうかもしれませんね。
ストレス解消に、万年筆。
いまのところ、ぼくにはありですねー。
 

コメントを書く