良い塩梅のコミュニティ。

2018.6.22ビジネスの健康, 日々のこと

この10年くらい、「コミュニティ」と色々なところで聞きます。
「コミュニティの時代」とか、「コミュティが大事だよ」ってことを色々聞きます。
 
んで、見渡してみると、60代以上のコミュニティは、良い塩梅に雰囲気が、コミュニティ特有のものになっている気がします。
50代以上からこの傾向が見られるけれど、40代までのコミュニティには、これが感じられないなと。
この良い塩梅の雰囲気のコミュニティというのは、組織とかチームとかも同じです。
なのでこれからは「集まり」と、まとめて言っちゃいますね。
 
なんで「50代以上の集まり」から雰囲気が良くなるのか。
眺めたり、話を聞きながら気づいたことがあります。
40代までの集まりには、それぞれの理想があって、これが集まりを良い塩梅にしていないことに気づきました。
それぞれが自分の理想を求めて、集まってしまっている。
でも、ヒトが集まっているのだから、自分の理想が薄れるのは当然。
予期せぬ化学反応も、自分の理想にプラスになるものだったら歓迎している。
 
つまり、40代までは「利害関係」で集まっているんですよね。
お互いに利害が一致するから集まっている。
これって、自己の利益を追求しているだけなんです。
だから、集まってくるヒトが好きってことじゃなくて、自己の利益を叶えてくれるヒトを求めて集まっているんだな。
 
こりゃあ、「契約」と「報酬」がないと動きませんわ。
そして、「あなたのために」おもしろい話をするんじゃなく、契約と報酬に基づいて話をするんだから、ユニークさもウィットもない。
だから、バラバラになっちゃうよね。
 
これは仕事も同じ。
「職業倫理」は「契約」のなかに記載できません。
だから、おかしな話だけれど、利害関係で仕事相手を選んじゃいけないのです。
これから出会うヒトは「友達になれるか」って基準で選んでいくとおもしろいだろうな。
(昔からその傾向はあったけど)
 
人が集まることを考えるとき、じいちゃんやばあちゃんから話を聞くのって、かなりおもしろいですね。

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