明けましておめでとうございます。

2009.1.1日々のこと

本日も快晴ですね。そして本日も変わらず創作のため、支持体を作っています。30日から31日夜まで友人たちと飲み、喰らい、歌い、叫び、若干の乳首を晒しながら、友人曰く「暴念会」を続けていました。身体中の痛みとともに、横にいるTVから流れる新年特番のお蔭でようやく年が変わったことを感じ始める。それでも変わらずに創作は続くわけで、これが人並みの生活との距離なのだろう。

それでも人間として生きており、知恵を使うことが人間という生物の特徴であることはいまさら僕たちが言うことの程でもない。けれどもこの「知恵」と呼ばれる能力を何に、そして何処に使うかで動きが変わってくる。

例えば、作者のために知恵を使うか、作品のために知恵を使うかでも動きは大きく異なってくる。一般的な現代美術やそれに準ずる媒体では、確実に前者であり、作者のために作品が消費(コンシューム、consume)されている。

「作品は作品それ自体のためにあり、創造性を与え、与えられる存在であり、その世界が藝術の価値を高める」ということを忘れたくないと誓った先刻だった。

本年もよろしくお願いいたします。

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