Smoky My Brain

2008.9.18日々のこと

ここ一週間近く色々とあり、さすがに脳から煙がでてきたので、本日は映画を観ながら煮浸しをつっつく。

アレハンドロ=ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バベル』を観る。話題が先行している感がどうしても否めなくて観ずにいたが、「もっと早くに観ておくべきだった」と思わされる。安易な結末ではないだけに、おそらく何も解決していないように思われたが、「人が活動するということは、思わないところで関係が生じる、たとえそれが幸ではないとしても」ということが充分に在り、自分が作品をつくるということを意識し始めた頃から忘れないようにしている、「『鑑賞者に” 何か ”が伝わればいい』という投げやりな態度は持つな」、という一つの責任がその映画にはあった。作品をつくるということ、そしてそれを発表するということは、誰かを幸せにするかもしれないし、同時に、誰かを不幸にするかもしれないということが発生する。だからこそ、作品の性質は明確にしなければならない、と常に心がけている。

展示といえば、10月4日、5日に京都文化博物館で催される「アミューズ アートジャム2008」に参加します。そして、丁度いいタイミングで名刺も作り替え、そこで使われている画が、完全未発表新作なので、そちらも観られるかもしれません。けれども、今回の展示期間中にももう一つの期待があり、JT生命誌研究館にも行けそうなので、かなり楽しみなのです。かなり行きたかった場所。

とはいえ、脳から煙がでているのは今日中に解消されるのだろうか?デジカメを買うかも少々迷う。耳からも煙が出そうだ。

それとは別に、友達の姉ちゃんに子どもが誕生しました、結構前に。携帯写真を送ってもらいなんとまぁ可愛いのだ。おめでとう!

コメントを書く