有意義とは。

2015.8.8日々のこと

祈りという行為に自分を預けたくなるときもある。自分が選んだ後も、自分が選ぶことができなかった頃からの因果かと空を仰ぐこともある。海外に行こうと思ってチケットを探してみると既にないところが、自分の魂で何とかするしかないのだな、と諦めがつく。
 
自然の音を聞き、風を感じると「それで十分だ」と思う。自分の命がこの先、何十年も続く約束などなく、たとえそんな約束があったとしても、私にとっては、寿命を使いながら作品を作れることの方が重要なのだ。たとえこれで死んだとしても、この感覚がない動きの方が、とてつもなく退屈で死にそうになる。退屈なのだ。

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