2015.5.9日々のこと
何のために人間同士は争い続けるのだろうか、と疑問を持つこともあるが、現状を変えたことで変わる前の世界で甘い汁を吸っていた人たちが吸えなくなったら、それは側から見たら争いに見えるのだろう。
「社会を変える」というのは聞こえが良いけれど、クーデターと同じ。人殺しと同じで恨みや憎しみを向けられる。
そんなことを踏まえながら「変えよう」としていると、どうしても好戦的な姿勢になってしまうが、そんなことさえ吹っ飛ばしてくれるのが創作だ。
目の前の一枚に命を懸けていく感覚。「本当に必要なものなんて、人でも何でもなくて、作品なんだよな」と思い出しては、この世にはな〜んにもないことを再認する。