昨日のこと。

2014.9.21日々のこと

静かに暮らしたい。右の首の付け根が痛むのも手伝って、曇天ゆえの出不精の言い訳を考えている。でも、美味い酒を呑みに出掛けるだろうし、自然と人工物の中間を愛でるだろう。南方熊楠氏の萃点の思想に久し振りに触れて、自分の求めていた場所を思い出した。
 
何をする必要もなく、何処に行く必要もなく、何かを手に入れる必要もない。全ては、天と自分の関係を信じることから始まり、いつでも笑って死ねる自信にて終わる。
 
何を作るのかも藝術の神様によって決められていて、それでいて自由になれる。私が別の人になれば、その人が中心(萃点)となり、四方八方へと別の関係性が生まれる。そうして、全てが繋がり、環境によって自分が作られながら、自分が認識することで環境が生まれることに気付き、それが安心感と祈りの気持ちに変わっていく。

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