映画2本と変化

2014.7.13日々のこと

「ザ・エンド」を観た。絶景の描写は、それだけで強いと途中まで展開の遅さに疑問を持っていたが、途中から人生の最期を迎えるときの心情を見ているようだった。後悔、怒り、不安、、、人は独りで産まれて独りで死んでいく。そのとき実際は孤独であり、孤独に支配されるとーー。しかし、ラストシーンで希望を持って夜を明かしたとき、誰も知らない未来へと続いた。僕らは死を恐れる。僕らは予測不可能な未来を恐れる。しかし、死は未来であり、未来は誰もわからないものなのだから、恐れ、孤独を感じる必要はない。そんな人生訓を再確認する映画だった。
 
つづけて、「風立ちぬ」を観ました。色々、詰め込まれている映画だったけれど、最後にはやっぱり涙がこぼれる良さがあった。持病持ち、仕事人間の故、どちらの気持ちも分かってしまう。優しい配慮で包まれていた映画だった。
 
話は変わるが、久し振りにお米を炊いている。良い香りがしているが、前ほど感動していないようだ。食欲が落ちていることといい、何か根本的なところが変わってきているのかもしれない。

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