2014.3.24日々のこと

久し振りに海に行っていた。
 
川や樹々の音に導かれて山に行っていたが、「Water」の制作に役立てばと思って、海に出掛けてみた。道路を渡って、駐輪場から見える海。海鳥の群れが駐輪場の上を飛び回っているのも手伝って、その景色だけで満足しそうになったが、浜辺に降りて、海に近づいてみた。
 
すると、車の音で聞こえなかったさざ波の音が聞こえ始める。
 
ノイズ混じりだが、ある程度一定のリズムでなる自然の音は、僕ら人間の鼓動と同じものだと感じる。暖かな日差しと心地良い風も合わさり、僕は平和な気持ちになっていた。
 
正直にいうと、海への道中、「カメラとは怒りだ」と思っていたのだが、大自然の平和な状態を前にしては、その考えを持っていたことさえ忘れてしまう。
 
今度は、テントを持って、夜の星を見に行こうと思った。

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